悪質な業者はもちろんですが、技術や知識の乏しい事が原因でトラブルが発生している特殊清掃業者も多く存在しています。こちらでは、特に多いトラブルの事例をご紹介いたします。
一度臭いが消えたが、1週間程で臭いが戻ってきた
「臭い戻り」が一番多いトラブルとなっており、作業完了後は取り合ってくれなくて泣き寝入りする方もいます。
対応してくれる業者の場合でも、後日何度も時間を作って作業完了までに数ヶ月掛かったというお声もいただいています。
臭い戻りの一因としては、一部の消臭方法では臭いが取れず、薬剤をコーティングするだけで、時間の経過や拭き掃除等でコーティングが剥がれて臭いが戻る事があります。
執拗にリフォームを勧められた
悪徳業者の常套手段で、見積時に「臭いが取れるかわからない」と言われ、作業後に「取れないからリフォームが必要」として高額な請求をされるトラブルが続出しています。
作業完了までに数週間掛かった
知識不足や技術不足の特殊清掃業者が作業を行うと、作業後に臭い戻りが発生する事があります。ご依頼者様に何度もお時間をいただいて作業する必要があるので、消臭完了までに数週間から最悪の場合、数ヶ月の時間が掛かる場合があります。
臭いが残ってるけど、取れてると言い切られた
非常に悪質な事例で、「作業後にはまったく連絡が取れなくなった」、「クレームを入れても高圧的な態度で対応してくれなかった」等のお声もいただいています。
本業の多角化で特殊清掃に参入したばかりの業者は知識や技術が不足していることが多く、こういったトラブルを起こす事が多く考えられます。
マンションのエントランスや廊下に臭いが移った
孤独死が発生した現場では残置物や床に腐敗臭等が付着しており、室内とマンションの廊下等をそのまま往来することで、靴の底に付着した腐敗臭等を室外に広めてしまう事が原因と思われます。
家財の移動やリフォーム等の理由で追加料金を請求された
事前の報告もなく、作業後に追加料金を請求される事例も報告されています。
お見積り時に追加料金が掛からない事を確認する必要があります。
腐敗臭は消えたが、薬剤の臭いが残った
孤独死が発生した物件の特殊清掃を依頼すると、「薬品臭が残るのは仕方がない」と認識されている物件のオーナー様も多くいらっしゃいます。
これらは臭いの元の上から薬品でコーティングしてる事が原因と考えられます。
臭いの元を取りきれていない場合は、時間経過とともに腐敗臭等が戻ってしまうこともあります。